特に特徴がない

転職★バスター★メガネ

某大手転職エージェントで働く筆者が考える未来とキャリアにつ関する話

メガバンクの話~新卒はこれでも銀行いきますか?~

昨日はメガバンクに勤める知人と飲みに行った。

 

彼とは数年ぶりにあう。

 

待ち合わせ場所についた私が行った第一声は、

「銀行員みてーなカッコだな」である。

 

それくらいぴしっとしていた。

 

「なかなか攻めるスーツだな」と、反対に言われた。

 

 

 

さて、酒も届いたところで身の上話がはじまる。

 

地方支店から始まり、今は都内の中でも大きい店舗で法人相手の営業をしているようだ。

 

3年以内離職率はきれいに3割。

数百名単位の採用だしこれくらいはもとより織り込まれているようだ。

 

話を聞いていて戦慄したのは、離職者のパターンである。

 

給料が低いから転職!!

というポジティブな人だとインセンティブ要素が強い不動産や同業他社、中には外資コンサルに転職した人もいるようだ。

そういった点で優秀層がいるのはさすがといったところ。

 

「プーになったやつもいるよ」

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プー太郎のプーだ。つまり無職。

しかも2,3人どころではないらしい。

 

腐ってもメガバンク

普通に転職すればいいところはあるはずだ。

 

話を聞いていくと原因は今なお残るパワハラ文化にあるようだ。

 

「上司に死ねって言われる」

(うちの会社でそんなこと言ったらパワハラで訴えられるよ…)

 

「土下座なんて余裕。俺の頭は軽い。」

(土下座なんて要求されたことないしされたらそれを逆手に訴えるよ…)

 

「みんなの前でキレられるよ。見せしめの意味があるからね。」

(うちなら配慮してくれて個室でおこられるよ…)

 

「普通の支店は元ラグビー部の筋肉系がけっこういるよ。何か持ってくるまで帰ってくるなとかさ。インテリジェンスのある環境ではないよね。」

(ここで意識を失った)

 

 

彼も耐えかねて転職を考えた時期があったようだが、いったんは踏みとどまっているようだ。

 

それにしてもすさまじい話である。

これではメンタルを病む人がいても全く不思議ではない。

 

私ならとっくに病んで机の上で踊り出しかねない。

 

 

辛い話はまだまだ続く。

もうリアルに半沢直樹の世界だ。

 

また社長が夜逃げすればその担当の責任になり1円でも多く回収することが求められる理不尽さ。

 

ミスったときは責任の押しつけ、それ以外でも「ちょっと悪いこと」をしてでも、

ミッションを遂行することが求められるそうだ。

(ここの内容はさすがに教えてもらえなかった)

 

 

恐ろしい世界だ。

 

また採用の手伝いとかをやってると新卒も少し質が下がっているそうで、

おまけに銀行への志望度も昔ほど高くはないようだ。

 

 

厳しい話が続いたのでやりがい的な話も少し。

不動産系に投資して、自分が融資を取ったお金で公共物が建つこともある。

 

「○○さんのおかげで、経てることができました!」

と言ってもらえた瞬間に仕事のやりがいを感じれるそうだ。

 

また若くして数百億単位のお金を動かせるというダイナミズムはあるだろう。

(我々は数百万くらいなので…)

 

あとは他の銀行から乗り換えてくれたときなど。

また、人によっては3年目くらいまでに海外勤務などもあるらしい。

 

 

「転職するときは頼むぜ」

 

そういって我々は別れた。

彼はまだまだやっていけそうだった。

 

自分はおかれた環境のありがたさをかみしめた。

 

おわる