特に特徴がない

転職★バスター★メガネ

某大手転職エージェントで働く筆者が考える未来とキャリアにつ関する話

【考え方】無理に売っても意味はなし。私がクロージングをしないワケ。

大学時代に一時ウォーターサーバーの販売のバイトをしていたことがある。

 

歩合制で売った台数の分だけ時給が上がるというシステムで、

最高1600か1800円くらいだったと記憶している。

 

1日1台でればまあいいという代物だったが、

自分の販売成績は割と良くて、夏期キャンペーンというのがあったのだけれど、

そこで平均売上台数1位を取ったこともあった。

 

しかし、そんな輝かしい(?)結果の後に私の今にも続く、

ちょっとしたトラウマとそこから得られた教訓が2つあるのでそんな話をしようと思う。

 

 

夏期キャンペーンの後、社員とバイト全員で打ち上げが実施された。

縁もたけなわというところで若手の社員(トップ成績の人)が話に来た。

 

「どういう売り方をしている?」

なんて話から始まって得意げに自分の売り方を話していったのだが、

それはあくまできっかけで会ったことをこの後すぐに知ることとなる。

 

「ところで、君の契約だけ契約書を書いた後、発送までのキャンセルが多いんだよね。

 とりあえず契約をささっと取るようにしてない?」

 

これはドキッとした。

 

何もウソをついて契約を取っているわけではなかったが、

「とりあえず一筆書いてください!家帰っていらなかったら送付前ならキャンセルできるんで!」

みたいな感じで気が変わらないうちに席に座らせて書かせてしまおうとしていたのだ。

 

とりあえず書かせてしまえの精神だったのである。

 

こうなると本当に欲しいから買うというお客さんより、

「よくわからないけれどノリで押し切られたからとりあえず買った。やっぱりいらないからキャンセルしちゃお。」

 

というように、気軽にキャンセルされてしまうのだ。

 

これだけでも相当ショックだったが、さらに追撃が来た。

 

「結構自分の売り方他の人にも押し付けてない?」

 

もうこの一言だけで十分に伝わった。

良かれと思っていろいろ他の人のやり方にも口出ししていたのだけれど、

完全におせっかいだったのだ。

 

この日以降バイトに数回は言ったが、

まったく売り方がわからなくなってしまった。

 

結局売れなくなり時給が下がり、そしてもっと割のいいバイトを発見してしまったということもあり、このバイトからはフェードアウトすることになった。

 

 

しかしながら、この体験はかなり自分にとってポジティブなものだったと本気で思う。

 

今の仕事をする上で、非常に重要な考えを教えてもらうことができたからだ。

 

”誰かに損をさせてはいけない”

”しっかりと納得してもらったうえで、あくまでその人に判断してもらう”

 

人間誰かに強く押されたりした場合、その選択が間違っていると他責にしてしまったり、やっぱりあっちの方がよかったと後悔しやすい。

 

反面自分で決めたことなら、多少困難があったり不備があっても割と我慢できたりするものだ。

 

今の仕事でいえば、企業にも登録者に対してもとりつくろったりはしないように心がけている。

 

特に登録者対応においてはクロージングという作業はしないようにしている。

 

 

クロージングというのは本来その決断をすべきタイミングで、

決めかねている人をプッシュするものだ。

 

それってそもそもどうなんだろうかと思う。

 

だから、基本的には進捗が発生している段階で、

キャンディデイトとしっかりと対話をして、

「この会社に入ったら幸せになれますか?」という問いかけを続けていくことは心掛けている。

 

結局無理してはいってもらっても、早期に退職してしまっては、

キャンディデイトの職歴にも傷がつくし、

受け入れ側の企業としても損金が発生してしまうし、

その人の教育のために払った時間も無駄になってしまう。

 

だから、不安をぬぐいされないのであれば、

「その会社に行くのはやめたほうがいいですよ」ということは、

必ず伝えるようにしている。

 

売上が達成ぎりぎりの状態でも、必ずそうしている。

 

そこで一瞬自分の達成は守れるかもしれないが、

長期的に見るとその仕事は誰かに不満を残してしまうからである。

 

 

そしてもう一つの教訓である、

「人にいちいち指図しない」ということ。

 

あくまで選択するのは他人という個とはかなり強く残っている。

絶対にこうするべきということはないのだ。

 

ただ、何かを教えてほしいという人がいて、

それに自分が答えられるのであれば、

可能な限り教えていきたいと思っている。

 

教えるというより自分なりのやり方を伝えるというイメージ。

 

今年は新卒のメンターを任されていることになった。

自分なりの考えを伝えて、自分なりに咀嚼していってくれればいいなと思う。

 

雑記終わる