特に特徴がない

SHOHEI-LOG

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早期退職の裏側で、会社に残れる実績を持つ人がいる事実

「早期退職をしても残れる人がいるんだよな」

当時の上司の言葉が早期退職について話しをしていた時に言った言葉です。

 

早期退職になる人が多数いる一方で、会社からも「辞めないでほしい」と言われる方もいるわけです。

 

ちなみに、2019年は上場企業の早期退職募集の募集数1万を超えました。

 

しかも、企業の業績悪化が原因ではないのです。

むしろ業績の良いうちに「コスト」となる社員を整理するための早期退職です。

 

「いてもいなくても変わらない人」になってしまうと、30-40の働き盛りに自分の仕事を失ってしまうかもしれません。

 

早期退職にまつわる話を一つ。

 

1社目のパソナで、わたしはヘルスケア領域(製薬、医療機器、ヘルステックなど)の転職希望者を中心に、転職のご支援をさせて頂いておりました。

 

「前職の同期が転職先を探しているので藤本さん、はなしをきいてもらってもいいですか?」

 

そう言ってご紹介いただいたのがAさんでした。

AさんはMR(医薬品の営業職)として、40手前で1000万円を稼いでおりました。

 

Aさんの会社で早期退職が始まりそうとのことで、一足早めにご相談に来て頂いたのでした。

 

「年収を下げずに、持ち家のある都内で働きたい」

 

そのようなご希望を頂きました。

過去に表彰の実績もあったAさん。

 

しかし、担当していた製品領域が「わざわざ中途採用をしない領域」だったことに加えて、MRが減少しているこのご時世、彼の希望に合う企業は皆無でした。

 

徐々に焦りを感じてきたのか、初回の強気な態度は徐々に無くなってきました。

 

段々と希望する年収は下がっていき、勤務地の縛りもなくなっていきました。

 

結局3ヶ月かかり、最終的に職を得ることができましたが、年収は半減し勤務地も都内ではないところになりました。

 

改めてこの話でお伝えしたかったことは、早期退職になると働き盛りにも関わらず突然年収が半減するという現実。

 

そして、自分が早期退職を受ける側にならないために若いうちから頑張っておかないといけないということです。

 

他の人に代替されないようなポジション、仕事を心がけていきましょう。