特に特徴がない

SHOHEI-LOG

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【面接対策】あなたの話、長くない?面接NGになる話かたと、対策法を現役エージェントが伝授

 

・応募要件にはあっていた

・書類選考は通るのに面接で落ち続ける

 

こんな状態になっていませんか?

 

こんな方は、

話が長すぎてお見送りになっている可能性があります。

 

そんな方は以下の3つを意識してみると良いと思います。

・まずは相手の質問に一言で答える

・一言に少し付け足しをする

・回答は1分程度を意識して伝える

 

実際に面接対策のアドバイスにも使用している具体的な考え方も書いているので、

他のサイトで解決できなかった方も参考になると思います。

 

面接視点「入社後に周りが苦労しそう」

スキル面では良いものを持っているのに、

面接で余計なことを話しすぎてお見送りになる方がおります。

 

面接官から見て、 

「入社した後社内でのコミュニケーションが大変そう」

という風にとらえられてしまうからです。

 

そしてこのように話してしまう原因は、

自分視点で考えて話してしまっているから。

話を聞いてくれる相手視点で考えていないからです。

 

ちなみに、このようなタイプの方は面談の時点から、

話しが長い・細かいという気質を感じます。

 

ご本人様にもお伝えするのですが、

自覚がない分あまり真剣にとらえてもらえません。

 

少し不機嫌な態度をとることすらあります…。

大体中年の方に多いのですが…。

 

話が長くなる人の症状一覧

全部説明さん

やましいこと(転職理由)や、背景まで全て説明しようとして話が長くなってしまうタイプです。

 

このタイプの人は、相手に反論される前に伝えようという意思から、

質問の回答とその背景を一気に説明しようとします。

 

また、「ホラ。わかりやすく過不足なく説明しているだろ?」ということをわかってもらおうとする俺って頭いいんだぜタイプの人もいます。

 

「そこの説明・描写いる?」的なところを延々と話す人です。

プライベートでもこんな人いませんか?笑

 

このようなタイプになる人は、

「さっき言ったことの背景も伝えないと伝わらない!」

「これだけではなくてここも理解しているし、

 あれも理解したうえでの発言です!」

と、自己の正当性を示そうとする人です。

 

「やましいことはないんですよ!」

「俺ってすごいんだぜ!」

ということを伝えようと努力しているのに結果的に、

その話し方のせいでマイナスになってしまいます。

 

着地点見えないさん

「それもこうで〜、あれもこうで〜」

オチのない話を延々と聞かされているような気持ちになります。

文章を区切るのが苦手な人です。

 

一番最悪なのは質問に答えられていないパターンです。

「自己紹介してください」と言って、

志望動機まで話しちゃうみたいな。

 

そして面接官のいら立ちは最高潮に達し、

面接が20分で打ち切られてしまう・・・。

 

このタイプの人は、

結論がないまま話し出してしまうことが特徴です。

 

「全部説明さん」が、結論に向かって長々と話すのと異なり、

言われたことに反射的に話し始めるものの、

途中から自分でも何が言いたかったかわからなくなってしまっています。

 

原因は緊張や焦りから、

「とにかく話さなくちゃ」と、

なってしまっていることが多いようです。

 

自己PR長いさん

自分の実績や思想(哲学?)の話になると延々と話す人です。

 

面接官は、

「ヤベッ変なとこ引いた」

と思うか、

「自慢話長いなw」

と思うかのどちらかでしょう。

 

原因はあの実績もこの実績もと、

自身の優秀さを証明しようとして沼にはまります。

 

ぶっちゃけ1日に何人も面接しているような会社の場合は、

面接官は1つ2つくらいの話しか覚えていません。



対策

まずは一言で相手の質問に答えるとしたら?を考える

よく、端的に話せとか、結論から話すとか言われますよね。

それが「一言で答えるとしたら?」という考え方。

 

好きな食べ物は?

→りんご

 

いくら給与欲しい

→50万円

 

このように、一言だけで返すということを意識して見てください。

 

でも、これだけだと話が広がらないので、

結論に付け足しの1文を加えるという回答がお勧めです。

 

一言に付け足しをする

①箇条書きで質問への回答を書いてみましょう。

そのなかから最も伝えたいこと、その理由1つを選んでください。

これで完成です。

 

「あれもこれも」となる原因は回答を絞れていないことです。

もちろん一つの理由では語れないことはありますが、

それを短い時間で面接官に理解してもらおうとすることは難しいです。

 

※ポイント※

ついでに言えば、質問への回答には定量的なものを入れられる時は定量的な方が良いです。

 

実績を聞かれたら、

・作対比○%向上/削減

・全社、支社、新卒○位

のように何かと比較できるものがあるといいでしょう。

 

定量的に話せるものがない場合は、

自分が心がけていたものでも良いと思います。

 

1つの質問への回答は1分以内を意識する

人が他人の話を集中して聞いていられる時間は3分が限界と言われています。

テレビのニュースなどはさらに短くて、1分半程度にまとめられています。

3分は会話だとすると結構長いです。

 

面接での質問は1分で回答する。 

この意識をまずは持ってください。

 

面接はあくまで対話の場であって、

あなたが気持ちよく話しまくる場ではないのです。

 

そして、1分と聞くと今度は早口になる人もいるのですが、

あくまでゆっくりと話して1分です。

 

ニュース番組のアナウンサーが、

1分に300文字程度話していると言われています。

 

このスピード感に収まるくらいのスピードで1分を意識して見てください。

気になるところは面接官から聞いてくる

こうなると「あれもこれも伝えられていないんだけれど大丈夫かな?」

と、心配になる方もいると思います。

 

でも、安心してください。

 

「と、いうことはそれってこういうこと?」

という風に回答に納得がいかない場合は、

面接官の側からさらに質問をしてきます。

 

それ以上質問されなかったということは、

相手が回答に納得をしたということです。

 

話したりないくらいでちょうどいい

それでも心配な人へのアドバイスとしては、

「話したりないくらいがちょうどいい」ということです。

 

面接が終わって、

「あーあれも伝え損ねた」となってしまうこともあると思いますが、

意外とそのほうが論旨をすっきりと伝えられてたりします。

 

気にするべきは、

相手とのキャッチボールができていたかどうかで、

自分の話をすべてできたかどうかではありません。

 

まとめ

 話が長い人は、目線が自分に向きすぎていることが原因です。

・まずは相手の質問に一言で答える

・一言に少し付け足しをする

・1分以内の回答を意識する

この3点を試して見てください

 

面接はキャッチボールですので、

相手との対話を楽しみながら面接に挑んでくださいね。