特に特徴がない

SHOHEI-LOG

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「転職したいけれど、やりたいことがない」という人は「やりたいことがないこと」が問題ではない説

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「転職を考えているけれど、やりたいこと(仕事)がない」

 

 キャリア相談をしていると、相談したいことによく出てきます。

20代の方だけではなく30・40代になった方からも聞きます。

 

しかし、よくよく話を聞いてみると、

問題なのは「やりたいことがない」、

ということ自体が問題ではないようです。

 

大体以下の2つが根本原因になっていると思います。

①仕事がうまく行っていない

②仕事はうまく行っているがやりがいがない

 

①、②のどちらも、考えている時は大変ですよね。

ちなみに私はどちらも経験しているのでめっちゃ気持ちがわかります笑

 

まずは今の自分が、

どちらのタイプか認識をするところからはじめていきましょう。

 

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前提の話

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まず考えなければならないことは、

「そもそもなぜやりたいことが必要なのか?」

ということです。

 

●考えるために自問自答した方が良い質問3つ 

・今の仕事についてどう思っているのか?

・なぜそのように思っているのか?

 (心当たりがあることでも良い)

・やりたいことが見つかったらどのように解決できると考えているのか?

 

最終的には以下の問いに答えらえるようになるはずです。

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私は●●だからやりたいことが必要である

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このワークをすることで以下の2つの結果に大別されるのではないかと思います。

結果に応じて項目を参照してみてください。

(例外もあるかと思いますが、よくある例を載せておきます)

 

①今の仕事が自分にあっていないと感じるから、

「やりたいこと(仕事)」をすることで、

今よりも良いパフォーマンスを上げられると思うから、

やりたいことが必要である。

▶︎①自分の仕事がうまく行っていない

 の項目を参照

 

②今の仕事はもう慣れてきてしまって、

 成果も出せるようになった。

 だから、別のやりたいことを探したい

▶︎②仕事はうまく行っているがやりがいがない

  の項目を参照

 

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①自分の仕事がうまく行っていない

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このパターンの場合、2つの解決策があります。

1.短期集中で全力でやってみること

2. 仕事として向いていない場合は転職

 

となります。

 

「自分の今の仕事を全力でやっているのか?」

という質問に対してNOの方はそもそも向いているかどうか以前に、

「ちゃんとやれていない」可能性があります。

 

本気で3ヶ月取り組んでみたら、

成果が大きく変わって仕事が楽しくなることもあります。

そして、それが「続けて行っても良いかな」と思える要因になってくるのです。

 

しかし、自分がめちゃストレスを感じてしまい、

続けることがしんどそうな場合は、

転職という道を取るしかないでしょう。

 

向いていない仕事を継続すると、

自分の心身ともに衰弱してしまいます。

 

ここでまた冒頭に戻って、

「やりたいことがない」という問題が出てきます。

 

まず目の前の問題を解決するために、

「自分が比較的苦ではない作業やこと・人よりできる作業」などを洗い出す、

「自己分析」が必要になってきます。

 

自己分析のやり方などは書籍とかを参照していただきたいのですが、

仕事や人生を通じて苦ではないことが出てくるはずです。

そこから次の仕事を探していきましょう。

 

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②仕事はうまく行っているがやりがいがない

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仕事は割と成果が出ている方のパターンです。

 

このパターンの方は、成果が出ているのに楽しめていない理由は、

「成長実感がない」、

「社内で目指すべき人がいない」、

と言った、

「次に何をしたら良いのかわからない」という方が多いです。

 

さて、ここで立ち返って考えなければならないことは、

あなたにっての仕事の立ち位置

です。

 

1.仕事そのものが目的である

2.仕事は何かになるため、もしくは何かを得るための手段である

 

転職の思考法でも触れられていますが、

仕事そのものがやりたいことである方は労働者の1割程度と言われています。

つまり、「仕事自体が目的(やっているだけでハッピー)」という人は1割くらいなわけです。

 

残りの9割の人が考えたほうが良いことは、

「仕事を通じて何を得たいのか?」

ということです。

 

もっと言えば、

「人生を通じて何を得たいのか?」

ということです。

 

・お金(と、それを得て何をしたいのか)

・時間(と、それを得て何をしたいのか)

・どんな気持ちになりたいのか?

などなど。

 

あなたが「理想とする状態」を考えてみることです。

 

さて、理想を考えたときに、

あなたの今の仕事は、

自分の「理想とする状態」を達成することができそうでしょうか?

 

ここがうまく自分の仕事とリンクすると、

今の仕事に意味を見出し、今の仕事がやりたいことになっていくと思います。

 

しかし、理想とする状態に今の仕事が繋がっていないのであれば、

それを達成できる職場(最終的に理想につながっている職場)に行かなければならないですね。

 

大前提として、職場にいる限り理想が達成できない場合は、そもそも独立などを考えなければならないです。

 

また、その場合は、それを達成できるための職場に転職するなり、現職で頑張るなり別の行動を考えなければなりません。

 

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 まとめ:悩む期日を決めて行動しよう

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 「やりたいこと」があると思って、

探しはじめると、グルグルと回って時間だけが過ぎていきます。

 

「やりたいこと」を探す前にその根本原因を見つけて、

それに合わせて対処していきましょう。

 

一人で原因の分析が難しい方はお手伝いさせていただきます。

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