ベンチャーに転職したなら、MRになった自分をベンチマークせよ
ベンチャーに既に転職されて間もない人や、これから転職を考えている方は、
「目標の一つ」として収入面の増加を目指している方が多いのではないでしょうか。
自分の中で「これくらい欲しい」という人もいれば、漠然と「お金持ちになりたい」と思っているのではないでしょうか。
今回の記事は、「自分がベンチャーに行った時の収入に関する指標」として、
「自分がいける可能性があった会社の給料は超えていこうぜ」という話です。
ベンチャーマンのキャリアのヒントになる記事です。
「君の大学で新卒ならMRとか?」
ことの発端は、自分の会社の顧問と今後について話しているときでした。
話の流れで、
顧問「大手からわざわざベンチャーきたんだから、
自分が大手のサラリーマンとして勤めていると想定して、
それを超えるくらいの金額を稼がないとこっち側にきた意味がないんじゃないか?」
という話に。
顧問「じゃあ、ふじもーが新卒で入れそうな会社で一番給与高い所ってどこだろうね?君の大学で文系ならアステラスとか、大塚製薬のMRかな?
仮にそこをベンチマークにして、それをいつまでに抜くのかを考えたら良いんじゃないかな?」
と。
MR=医者への営業職
MRというのは平たく言えば、「医者に対して医薬品の説明(営業)をする」という仕事です。
※Medical Representive(医薬情報担当)の略称です。
文系の方からすると、あまり馴染みがない職種かもしれません。
ぶっちゃけ自分も新卒の会社でヘルスケア領域を担当しなかったら、
この年齢まで知らなかったかもしれない。
たまに見る年収チャンネル でも取り上げられていました。
MRはサラリーマンとしては高給です。
私の友人の中にもMRがおりますが、
彼も社会人5年目にして1000万円に到達していました。
(彼は外資系のMRです)
年収面もさることながら、それでいて家賃補助もかなり手厚く出ることもあり、
可処分所得はただ1000万円もらっている人よりも多いです。
アステラスは平均年収1027万円
さて、そんなMRの年収ですが、調べて見るとこれくらいになるようです。
私自身製薬業界を担当していたので、体感としてはまあまあ近いかなという感じです。
(現役のMRの方いかがでしょうか…?)
とり急ぎ上記のサイトの金額を想定として、シートを作ってみました。
自分のベンチマークとする企業に名前や金額を変えて使ってみてください。
その他、現職でインセンティブ反映がある企業の場合は、
インセンティブが高い人との比較でも良いかもしれません。
(情報取得できればですが)
給与だけではなく肩書もあげろ
顧問「年収をあげるという点だけ言えば、事業部長、役員クラスに早くなることだね〜」
顧問「自分の経験からまずは、ベンチャーで役員や、事業部長クラスを経験していれば、その肩書は”元”になったとしても強いからね。
それで仕事がもらえる。
役員や事業部長の経験はずっと残る。
自分が50歳になったときに、平の人や役職経験がない人に相談しないと思わないか?」
全くもってその通りです。
普通の50歳に仕事が来る時代ではありません笑
私が1社目の時代にも、
早期退職をされた方の転職活動のご支援をしてきましたが、
今の時代40代から早期退職をせざるをえない時代です。
厳しい現実ですが、自分が市場から必要とされるように、
年齢と共に自分もアップデートしていかないといけないですね。
まとめ
ベンチャーくる人のほとんどの方は何かしらの野心をもっていると思います。
普通に働く環境として考えたら、いわゆる大手一流企業の方が給与面は恵まれてます。
(超えられるのは一部の高インセンティブのベンチャーのみですね)
実力をつけて独立するなり、役員・事業部超級になるなりして、
「大手企業に行っていただろう自分」をぶっ倒しましょう!