特に特徴がない

SHOHEI-LOG

転職/働き方/副業・複業/独立/その他キャリア・ビジネスにまつわる記事を書いたブログです

危機感がない人に必要なことは「痛み」

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「〜をやりたい」

このような思いを持っているけれど、

なんとなく動けないということはありませんか?

 

「●年後にはこうしたい」

などとぼんやりと考えている方から、

もっと具体的に、何年の何月何日までと決めている方もいると思います。

 

しかし、ぼんやりと考えて止まっている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は実体験をもとに、

達成したいと思える目標設定の仕方について書いていきます。

 

【結論】

危機感を自覚できた時にコミットできる目標が生まれる

 

危機感のない大学受験/現役時代

中学生くらいから目標設定や計画が好きなタイプでした。

大学受験の時は、

・高校の時は毎日何ページ青チャートを進めたら○日語には1周目を終了できる

センター試験の過去問を毎日解いたら○日後には…

・○日にはZ会の提出物を出す

このように計画しないと始められないというタイプでした笑

 

しかし、

・計画が精緻ではない(自分の実力よりもきつめ設定)のため、達成できない

・1日●時間という設定をするも、時間で決めていたため終わらない時がある or 早く終わりすぎて余裕をこいてしまう

という問題がありました。

 

取り掛かるまでのエンジンが非常にかかるタイプなんです。

 

また、完璧主義ということもあり、

分からなかったらさっさと先に進めばいいのに、

分からない部分に固執して勉強が進まなくなってしまうタイプでした。

 

大学受験では浪人を経験しているのですが、

現役の頃は神風が吹くことを信じるが如く、

「絶対に浪人するということはない」

という謎の自信を持っていて、

志望校1校だけを単願で受けて見事粉砕しました。

 

なんとなく「大丈夫だろう」という楽観的な気持ちがあったんですよね。

 

受験は一例ですが、このように人生のあらゆるところで、

私のように「根拠はないけれど楽観視してしまう」

というタイプの方は結構多いのではないでしょうか。

 

なんとなくですが、浪人を経験した人は、

このような傾向があるような気がしています笑

 

一度ミスってから要領をつかんで爆発するタイプの方です笑

 

画面越しに首をうなづいている方は、

私と同じタイプです笑

 

「このままでいいのか」というぼんやりとした不安

時は流れ社会人3年目。

当時は達成したりしなかったりと、

かなり微妙な成績の社員でした。

 

「今の会社で上司のようになりたいとは思えないけれど、転職ってなるとちょっと…」

「やりがいは感じれてないけれど、特別辞めたいという想いはないな」

「成績も並かそこらだし、ウダツの上がらない社員だよな…」

というように、

「ぼんやりとした不安を感じてはいるもののイマイチ仕事に身が入らない」

という状態でした。

 

「市場価値がない自分」

に薄々気づいていたのですが、

「これと言って辞める理由もないしな…」

と現実を直視しないまま日々の仕事を続けていました。

 

「まだまだ俺よりも下がいる」

「俺はマシな方だ」

と、下を見て安心をしていました。

 

しかし、そんな状態を脱するきっかけを、

意外なところから手にすることができました。

 

某大手社からの手紙 

私はその時Liigaというスカウトサイトに登録していたのですが、

ある日とある大手企業からカジュアル面談のお誘いがありました。

高年収で出身者は元Rと呼ばれるその会社の、本社部門でのスカウトです。

 

「やはり、俺は社外でも通用するのかもしれない。

 話だけでも聞いてみよう」

と、意気揚々と面談に行ってきました。

(「入れてもいくか分からないから!」とか完全に調子に乗っていました)

 

某日

 

八重洲にあるガラス張りのビル。

新卒の就活ぶりに入ったそのビルで、

採用担当の方とお話しをしました。

(非常に良い方でした)

 

話を聞き終わった後、私から質問しました。

「応募するにあたっての必須要件はなんですか?」

 

そして、

「現職での圧倒的な成果ですね」

という答えが返ってきました。

 

「圧倒的な成果…」

成果らしい成果なんて、

新卒時のランキング2位になった以降とっていません。

 

「圧倒的な実績がなくても応募はできるのでしょうか?」

という質問をしたことを覚えています。

自分で「圧倒的な成果がない」と言っているようなものです。

 

自分の声に出したことで、

自分の置かれている危機的な状況を認識したのです。

 

「プロセスも評価されるので応募はできますが、

 結果を伴わないと本当にやり切ったのかどうかという点は、

 面接で聞かれるでしょうね」

 

(「これは受けても意味がない…」)

ということを一瞬にして理解してしまいました。

 

「今日はありがとうございました」

と、ビルから立ち去る私は、

なんとも言えない焦りを感じました。

 

しか、同時に、

「成果を出さないと今の状況を変えることはできない」

ということを強く意識することができました。

 

「絶対に次の四半期で結果を出す」

 

四半期の終わりが近づいている2018年3月末。

次の「4月からの3ヶ月で「圧倒的な実績」を作ろうと決意したのでした。

(小心者なので、「1位をとる」というところまでは宣言できませんでしたが…)

 

全社で3位に

そこからは、仕事への取り組みが大きく変わりました。

効率重視の名の元に怠っていた、

「少し手間がかかるが成果につながりそうなこと」を、

しっかりとやるようになりました。

 

電話で済むかもしれないところを、

あえて訪問したり、面接の同席をしたり、

新卒ぶりにテレアポをしてみたりと、今までと違うアクションをしました。

 

3年目ともなると、

ルーティン的に仕事をすることができるようになってしまいます。

それを、基礎的なところから見直して泥臭くやってみたのです。

 

一方で、「無駄な動きはしない」

という部分は変えずに取り組んだので、

残業がいきなり増えたり、続いたりということはありませんでした。

なんなら毎月達成していたので、早く返っていました。

 

そして、四半期が終わった7月。

毎月全社に公表される順位ランキングで、

全社3位になることができました。

 

「1位とまではいかなかったけれど、人に話せる成果ができた」

このことは大きな自信につながりました。

 

この後、私は新卒のメンターとなり、

翌年の1月から別の会社で働くことになるのですが、

それはまた別の機会で話そうとおもいます。

 

人から言われた目標では動かない

 少々いつもより長くなりましたが、

今回お伝えしたかったことは、

「自分が危機感を自覚しなければ人は動くことができない」

ということです。

 

危機感以外にも、

「悔しい思い」など、

自分の心理的に痛みを生じることでなければ人は動きません。

(余談ですが、友人と女性2-2で飲んだ時に、

 友人の方ばかりに女性が話しかけるということが何回か続き、

 「めっちゃ悔しい」と見た目の改善や、

 トークの改善・マインド面の改善に挑んだこともあります笑)

 

まとめると、

本気で達成したい目標を作るためには、

痛み・危機感が必要ということです。

 

「「このままじゃいけない」と、

 ぼんやりと不安は感じているけれど、

 なんだか行動できない」

という方は、まず自分を客観視するために、

行動をしてみてください。

 

転職関連ということであれば、

転職エージェントに登録して、

自分の市場価値やどういう求人に応募できるか聞いてみることもいいとおもいます。

 

同世代の頑張っている人に会うことで、

「自分なんてまだまだだ」と、

思えることもあるかもしれません。

 

まずは、

今のモヤモヤを晴らすために行動をしてみましょう。

 

 

タイムチケット で転職、副業などキャリアのご相談に乗っています。

「ぼんやりとまずいと感じているけれど、

 どうしたらいいか分からない」

という方は一緒に悩みが解決できるよう考えてみましょう。

 

www.timeticket.jp

 

 

行動することで、

あなたの人生がおおきく変わるかもしれません。