特に特徴がない

SHOHEI-LOG

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「意見を言っても聞いてもらえない」なら「何を言うか」ではなく、「誰が言うか」の視点を身につけよ

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「今の職場では全然自分の意見を聞いてくれない」

裁量権がない」

このような声を(特に大手や公務員の方)からよく聞きます。

 

今回はちょっとした思い出話になるのですが、

「あなたが”何を言うか”」よりも、

「あなたが”誰であるか”」によって、

その意見の受け入れられ方が違うという話です。

 

つまり、

「あなたが、同じ会社の人に言うことを聞いてもらえる人ですか?」

と言うことです。

 

・自分の立場(年次、役職など)

・組織風土(風通しの良さ、年次が低くても発言がしやすい)

・自身の実績(「この人のいうことなら」と他の人に思われる実績)

以上3つが意見を通すためのバックグラウンドとして挙げられます。

 

「新卒が意見を言うなんて10年早いわw」

と言う会社もあれば、

「新卒でも成果を出している人は認められて、意見が通りやすい」

と言う環境もあります。

 

さて、以上の3つの要素を考えたときに、

果たして悪いのは自分でしょうか?

それとも職場環境でしょうか?

 

冷静に自分の今置かれている環境を考えてください。

 

「風通しのいい会社なのに、自分の意見が採用されない」

と言う場合は、意見そのものではなく、

あなたの日頃の振る舞いが原因かもしれません。

 

あなたの同期が意見を通せる(認められている)ならば、

あなたに足りないものは何かを考えてみると何かヒントがあるかもしれません。

 

風通しが悪かったり、

年次で決まるような環境が意見を言えない原因なら、

あなたは確かにその職場にいるべきではないかもしれません。

(意見を言わないことで、あなたが何かしらのデメリットを被るなら、

 転職した方が良いでしょう)

 

そう言えば、最近も公務員の方で、

「”こうやった方がいい”と分かっていても、

 慣例に従ってしか動けない組織だから、

 若いうちにそのような状態に慣れてしまうことが怖い」

と言う転職理由の方にお会いしました。

 

この場合は、環境要因が大いに関係しているので、

「我慢して定年まで流れに身をまかせたい」

という方以外はすぐに転職することをお勧めします。

 

※余談ですが、公務員の方は優秀な方が多いですが、

 30才を超えてしまうと民間企業への転職が難しくなってきます。

 国や地域のために頑張ってくれている有り難い存在なのですが、

 企業側からすると長年公務員として働いていたことが、

 マイナスに見えてしまうことが往々にあるようです。

 

私自身も「意見はそれ自体の鋭さが重要だ」と、

思っていた時期があったので、

「意見を受け入れてもらいづらい」という気持ちは、

とてもわかります。

 

「何を言うかはそこまで大事じゃないよ」

私の1社目であるパソナ時代の話。

 

当時の私は「生意気なやつ」でした。

 

先輩や上司の意見にも、「それってどうですかね?」と、

いちいち反論してました。

(本当に今考えるとパソナは優しい方が多くて、こういうタイプの人でも、

 無下に扱われないいい会社でした。

 振り返って当時の自分が部下だったら嫌ですw)

 

・とにかく行動する前に、考えてしまう。

モチベーション がわかないと動けないという若手あるあるなタイプでした。

 

さて、そんな私が、

どういう話の流れだったかは忘れてしまったのですが、

 

当時の部長に、

「将平。何をいうかも大切だけれど、誰がいうかの方が大事だよ」

ということを言われました。

 

何故だか今でも覚えているのですが、当時は、

「アイデアこそが重要だ」と考えていたので、

その発言の真意は理解できませんでした。

 

自分がリーダーになってわかること

それから、数年。

今度は、自分がリーダーとなり、

「なんで上の人ってこうしないんですかねー」

「自分が言っても意味がないですから…」

と言われるような立場になりました。

 

この時、以前の上司の言葉が脳裏によぎります。

「何をいうかではなく、誰がいうかだよ」

 

そして、当時のことを思い出したのですが、

自分の同期でも圧倒的な実績を出して、

「あいつのいうことはまず聞いてみよう」

と言われているような同期もおりました。

(現在彼は起業していますが…)

 

ここまでくると、自分が意見を言おうと頑張るというよりは、

勝手に他の人が意見を求めてくるレベルなんですよね。

 

彼以外にも、ほとんど達成を外さない女性の同期(めっちゃ尊敬していた)も、

実績を出すためにあの手この手で仕事をしていてその仕事ぶりで、

早期に周囲の尊敬を勝ち取り、チームで意見を求められるような存在になっていました。

また、相手を否定しない話の聞き方で、誰からも好かれるようなタイプで、

メンバーからの信頼も厚い人でした。

 

彼らのように、圧倒的な実績や日々の振る舞いが、

周りの人があなたの意見を聞いてくれる土台になるのです。

 

まとめ

なんだか偉そうなことを言っていますが、

私自身まだまだビジネスマンとして成長していかないといけません。

 

圧倒的実績を出し、周囲の人(同僚やお取引様)との接し方にも気をつける。

 

これが、「意見を聞いてもらえる人」に重要な要素という話でした。

 

そして、そうではない要素で意見を言えない・言いづらいという場合は、

環境が原因の可能性が高いです。

 

そのような職場にいては、

若い時期に挑戦ができなくなってしまいますので、

転職なども視野に入れて今後のキャリアプランを考えていきましょう。

 

今回の締めくくりは、私の好きなドラマ「SUITS」より、

一番好きなセリフを残して終わりにしたいと思います

 

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”work until you no longer introduce yourself”

(自己紹介する必要がないくらい働け)

「自分の分野で他の人からも知られるくらいの存在となれ」

ということですね。

 

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