特に特徴がない

SHOHEI-LOG

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「誰にでもできる仕事をしている」という不満・不安の根元は何か?

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キャリア支援をしていると、

「誰にでもできる仕事をしていて・・・」

と切り出してくる方が結構います。

 

・・・の後に続く言葉は、

①誰にでもできる仕事をしていて、やりがいを感じない

②誰にでもできる仕事をしていて、将来が不安だ

 

という2つのパターンが多いです。

もう少し突っ込んでそれぞれに対する処方箋を考えていきたいと思います。

 

最終的な処方箋は、下記のいずれかになると思います。

1.転職する

2.現職にとどまる

3.副業など別のビジネスを始めてみる

 

①誰にでもできる仕事をしていて、やりがいを感じない

自分の仕事にやりがいを感じていない場合です。

 

ここでいう「誰にでもできる仕事」(と、相談者が感じている)仕事には、

この要素があるようです。

1.単純作業

2.ルーティン業務

3.専門性がない業務

 

ヒアリングを通じて1.の場合は転職を勧めています。

 

2,3の場合ですが、こちらについてはよくよく話を聞いてみる必要があります。

2.の場合は、ルーティン化する前のことを聞くと、実はやりがいを感じながら仕事をしていたというパターンがあります。

仕事に慣れてきて、がむしゃらにやっていた時期と比べて、

冷静に自分を振り返った時に、

「あれ、これ毎日同じ仕事の繰り返しじゃないか?」

となってしまうのです。

 

この時実は、本質的な悩みは、「自分の目的を失っている」(業務内容そのものが問題ではない)パターンが多いです。

 

「その仕事を続けて将来的にどうなるか

 というイメージがあるか?」

 

と聞くと、そのイメージがないという方が多いです。

その仕事を続けた先に、どうなりたいか?ということを考えてみてください。

 

3.「専門性がない業務だからやりがいを感じない」という方は、

プライドが高い方が多いように感じます。

 

特に学歴が高めの人とそうでない人が、

一緒の職場で働いている時に、

高学歴側の人がこのように感じていることが多いように感じます。

 

「あの大学出身なのに、なんでこんな仕事をしているんだ」

というようなパターンです。

サンクコストに囚われていますね笑

 

それでもって、

「自分にはもっとアカデミックな職種の方が向いている」

と思っているパターンです。

 

本当にそうなら良いのですが、

この場合考えなければならないことは、

「じゃあどういう仕事ならいいのか?」

そして、

「その仕事を通じてどのような未来を手に入れたいのか」

ということです。

 

仕事を「優越感を感じる手段」として、

自尊心が満たされるような仕事に就いたとします。

 

でも、それがあなたにとって合っていない仕事だったとしたら、

結構悲惨ですよ。

 

仕事は基本的には自己実現の手段ですよね?

マーケティングや企画職、コンサルの仕事をしたい」

わかります。

 

なんだかカッコいい仕事ですよね。

でも、5年・10年で考えた時に、ベストな選択でしょうか?

 

そして、それだけ言うのであれば、

今の会社・組織ではしっかりと結果は出せていますかね?

 

「職務内容的にマッチしていないから頑張れない」

と言うことでは、転職活動をしてもうまくいかないです。

 

転職活動では、

「本当に頑張ったとしてもうまくいかなかった」

という努力を話せて初めて、「本当に向いてない」と言えます。

 

成果が出ていない人はパワハラなど喫緊でまずい状態でなければ、

もう少し努力を続けて成果を出すことをお勧めします。

 

すでに成果を出せていて、

その上でもっと”専門性”がある(アカデミックよりと思われている)職種に挑戦したいと言う方は、転職を視野に入れても良いでしょう。

 

もしくは、自社内の異動でその仕事に挑戦できるならば、

移動した上で転職という道もありです。

異動後の方が良い会社に即戦力として入社できる場合もありますので。

 

②誰にでもできる仕事をしていて、将来が不安だ

 このパターンの方は、

(①の3.の専門性がないとは異なる文脈で)

「自分の仕事に専門性がない」

ということをおっしゃります。

 

専門性がないことで、

「将来的には仕事がなくなってしまうかもしれない」

「仕事がなくならないまでも、給与が上がる見込みがないかもしれない」

というものです。

 

ここから「何か資格を取ればいいのでしょうか?」という質問も多いです。

 

さて、この質問への回答は非常に難しいです。

「10年以内になくなる仕事」はこちらの記事にのっていますが、

本当になくなってしまうのかどうかは予想がつきません。

 

ここでよく上がる「エンジニア」なども、

トップエンジニア以外は仕事がなくなるかもしれないとも言われていますし、

何が本当かわからないです笑

 

ただ、今の仕事で成果を出せているのであれば、

その仕事に向いている可能性が高く、

その仕事につく人が少なくなったとしても、

生き残れる可能性が高いです。

 

なので、現職に留まった方が良いかもしれません。

とは言え根本的には不安は残ったままかと思いますので、

副業を始めるなどして、別の収入を確保することを始めてもいいかもしれません。

 

ここでは長くなるので、副業の始め方は割愛しますが、

ググってみると色々と出てくるので調べてみてください。

 

さいごに

「誰にでもできる仕事をしている」という悩みも、

深ぼってみると色々と出てきます。

 

自分の仕事内容に不満・不安を感じている方は、

この機会に自分の不満や不安の根源は何かを考えてみてください。

 

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