【仕事ばなし】2年目で1500万円もらった男の絶対に達成できる思考法とは!?
高校時代からの知人の誘いで釣りに行くことになった。
※画像はイメージ
彼は現在Web系の企業(みんな名前知ってる)に勤めているのだが、
彼の同僚も同行することになった。
※2019年12月現在彼は退職済み
そこで来たのが今回の話の主人公Tさんである。
Tさんの前職は、世間一般的にはその社名を聞くと”ブラック”と言われる、
OA機器、通信回線の卸売り企業だ。
世間では光の戦士とか呼ばれている。
早い人だと入社した昼には消えている。
全く生きている世界が違う。
彼はそこで7年間勤めあげた。
仮に転職の面談に登録に来たら、
「7年間も生き残るすごい人と面談します」
なんてちょっとした話題になるだろう。
初めて会ったのは釣りの日ではなくその数日前のとある水曜日。
事前に釣りに行くメンバーで8人ほどで飲み会をすることになった。
初めて会った時の印象は”少しイカツイ”くらいでだった。
話し始めると快活で非常にさわやかな印象だった。
自己紹介の際に現職、そして前職の話になるのだが、
前職の名を知っている人は一気にその場で食いついた。
もう質問の嵐である。
「ネットに書いてあることってほんとですか!!」
よく聞かれるのだろうか、
主なストーリーを教えてもらう。
いったいどのようなことがあったかというと
・社歌を歌いながら走る合宿
・”目標必達”と書かれた鉢巻を付けて仕事をする
(先輩は●●上等と書いた学ランを着て仕事をしている。)
・目標を達成しているのに詰められる(同様の話は以前の話に出てきた元証券営業マンからも聞いている。彼も全国4位だったのに未達ばりに詰められたとのこと…
・みんなの前で罵倒されるは日常茶飯事
・電車乗ってて遅刻しそうなとき「電車ん中でも走れよ!!!」
彼の語り口もありこちらとしては本当に面白い話だったが、
実際その現場に居合わせたら、
とてもではないけれどやっていけないだろうなと思った。
しかし、彼は「最初の会社がここでよかった」と言っていた。
そこに迷いはない。
仮に自分が行くかって言われたら、
その会社へいくのはちょっと…だが、
営業として絶対に達成するというマインドを持って仕事をし続けるという点では、
そのような厳しい環境に身を置くことで逸材になるのは間違いないなと感じた。
達成しても
「100%達成で満足してんじゃねーよ!!!
120%達成でいけよ!!!」
達成しなければ
「達成はマナーなんだよ!!!
あと3日あんだろ!!!
どうやって達成するか考えろよ!!!」
なんて罵倒されるらしい。
こんな環境でずっとやってきたら、
他の会社に行っても”達成は当たり前”という意識はずっと残るだろう。
昔読んだこの本にも”達成が当たり前という環境に身を置く”ことで、
絶対に達成ができるようになるということが書いてあった。
絶対達成マインドのつくり方――科学的に自信をつける4つのステップ
- 作者: 横山信弘
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もちろんマインドだけでは達成できないが、
”そんな高い目標無理に決まっている”
という風に入ってしまうところを、
”これだけの期間にこれだけ売るためには、
どのような戦略で行くか?”
という風により生産的に考えられるようになる。
少し話がそれるが、
この本は2年目でずっと苦しんでいた時に読んだ。
しかしながら、真の達成マインドを得ることができたのは、今年に入ってからだと思う。
今の会社は正直なところ”絶対必達”みたいなのはあまりない。
それゆえ4半期外してもそこまで危機感を抱くことはなかったが、
自分で周りに比べ市場価値のなさを痛感した時に、
初めてこの考え方を実感するに至ったのだった。
???『言葉ではなく心で理解したッ!』
※その時の話は上記エントリーに書いてます。
話を戻すとこんな罵倒に耐えられないと思うが、
彼も彼でこういうやりとりを楽しんでいたそうで、
「怒られているときも、きっとみんなに気合を入れるために、
あえて大勢の前で怒っている」
なんて風に上司の意図も理解し阿吽の呼吸で仕事していたとのこと。
反対に上司と同じ立場になったときは、
同じように考えながら仕事をしてきたらしい。
彼の年収は2年目で1500万になり、
インセンティブでかなりの金額を稼いでいたようだ。
(もっとも1500万だったのは2年目だけで、それ以降はちょっとづつ落ちたとのこと。
それでも同世代のなかでは十分すぎるくらいもらっている。)
このように厳しい信賞必罰の中で生きてくると、
今のWebの会社は少しぬるいと感じるそうな。
似たような話を業界最大手のR社に勤める知人からも聞いたことがある。
R社は2回四半期目標を外すと相当居心地が悪くなるらしい。
と、いうこともあってみんな1回外しても2回目は全力で取り返しに来るらしい。
そういうこともあって2回外す人はほどんどいないとのこと。
また、「毎日鬼のように働く今の環境が苦しい…」と思って、
メーカーの営業に転職(やはり元R人材ということもあり最大手のメーカーに転職している)した者も、
「楽すぎてつまらん」
といって、結局、就業後にアルバイトかなんかで働きに来るそうだ。
Tさんに話を戻すと、彼の現職は実は前職の先輩から誘いを受けて転職してきたらしい。
配属先はもちろん元先輩のチームで、
そこまできつい詰めがない同社の社風にあっても、
そのチームだけガンガン詰められるらしく、
●●●〇〇〇〇支店(●は前職名○は現職名)
なんていう風に言われて異彩を放っているようだ。
そんな感じで(現職でも)厳しく働いているが、
優秀な人はどんどん新しいステージに呼ばれるのだろうなと感じた。
余談だが私の高校時代の知人も色々なところから声がかかったりするとのこと。
自分から仕事を取りに行くというのもあるけれど、
「仕事から来いよ」
という風に行ける人もいるんですねぇ…。
現職で成果を出すことは今の会社にいても、
外に行っても良いお話しに巡り合える。
そんなある意味当たり前ではあるのですが、
生き残っていく思考法を彼から感じ取ることができたのでした。
【まとめ】
・厳しい環境に身を置き、成長を続けよ!
それができなければ危機感をもって今の仕事に取り組め。
・達成はマナー。上を目指し続ける!!
⇒どこに行っても通じる人材に。
現職でエースであり続けること。
・成績だけでなく、「こいつと働きたい」と思わせる、
ある種の人懐こさ?
今読んでいる下記の本でも似たようなことが書いてありました。
またまとまったら記事にします。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
- 作者: 北野唯我
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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