特に特徴がない

SHOHEI-LOG

転職/働き方/副業・複業/独立/その他キャリア・ビジネスにまつわる記事を書いたブログです

サラリーマンは未来のことを考え過ぎて「不安」になっている

Kindle Unlimitedで、「最高の体調」を読みました。

(Unlimited会員なら無料で読めます。月額1000円なので、1冊でペイできます)

 

ざっくりまとめると、

「現代人は人間の本能に逆らって、生きているから体や心に不調をきたしている」

という内容です。

 

読み終わって、

「仕事(キャリア)は手段でしかないのに、それで苦しんでいるのって、

 本末転倒だし、幸せではないよなー」

と思った次第。

 

「体調」という切り口の本だったのですが、

「仕事の悩み」とリンクすることも多く、面白い本でした。

 

最終的には、

「衣食住が揃ってれば、そこまでキャリアについて悲観的にならなくてもいいかも」

と思ったのが私の結論でした。

 

アフリカ人に将来という概念はない 

「将来に対するぼんやりとした不安」を抱えて、

相談に来る方が結構多いです。

 

人生は百年続くようになると言われているのに、

「老後には2000万円必要」

「大手企業でも安泰ではない」

「AIに仕事が奪われる」

など、仕事への不安は尽きません。

 

将来というわからないものを考えてしまうこと。

しかも、その将来の予測に希望がない場合は、

不安になってしまうのも仕方がないでしょう。

 

実際生きていないからわからないですが、

バブルの頃は将来に憂を感じている人は少なかったのではないでしょうか?

 

この本を読んで「面白いな」、と思った内容で

「アフリカ人には将来という概念がない」というものがありました。 

都市部の人はさておき、いわゆる少数部族の時間の概念は、

「今」と「過去」の2つだけ。

 

故に、将来のことを心配する必要もないそうです。

 

また、これらの部族の人たちの1週間は大体同じような生活で、

「1日4時間程度生きるために食事をとりに行き、

 それ以外は仲間と談笑したりして毎日を過ごす」のだそうです。

 

そんな彼らの生活は、都市部の生活とはかけ離れていますが、

うつ病に苦しむ人はほとんどいないのだとか。

 

「今にフォーカスする」という生き方が大事なわけですね。

 

もともとは人間は多くの他人との関係構築が苦手

また、本書では心身の不調の原因として、対人関係も挙げられています。

 

転職相談に来る方の転職理由でも良く聞きます。

メガバンクで働いていた友人からも、

「●ね」といった暴言を吐かれたりして辞めていった同期の話を聞きました。

 

ここまで苛烈ではないかもしれませんが、

「会社のあの人が苦手だ」

ということは多くの方に当てはまるのではないでしょうか。

 

この本によると

「そもそも人間って、村を形成して閉じられた環境の中で何千年も生活をしてきたから、不特定多数の人と関わることが少なかった」

「近代に入って、関わる人の数が多くなってきたが、

 もともと遺伝子レベルで少数の人と関わることに最適化された人間が、

 多数の人とやりとりすることは、自然の摂理に反しているの」

ということらしいです。

 

新しい見方!

 

なるほど村社会だった日本人なら、西洋の人よりこの傾向が強いのではないかなと思ってしまいました。

 

自然の摂理に反する(自然ではない)ということは、ストレスを感じる原因になってしまうわけです。

 

親友がいることで、人生の幸福度は増す 

人を悩ませるのが「人」である一方、それを助けるのもまた「人」です。

親友がいることで軽減されるという内容もありました。

 

最近ご相談にきていただいた方の中にも、

「親友と呼べるような人がいない」という方がおりましたが、

「なんでも打ち明けられるような友達がいない」というお悩みを持った方は、

結構多いのではないでしょうか。

 

「親友」と考えると少し構えてしまいますが、

よくつるむ友達は、社会人になってからでも作れると思います。

(私にも何人か突っ込んだ話をする友人はおります)

 

無理して友達を作ろうと肩肘を貼る必要はないですが、

友人が少ないという人は、まずは小さなつながりから始めていってもいいかもしれないですね。

 

また、友達というのは、何も必ずしも対面で会う必要はないと思っています。

しょっちゅう会う必要も、常にLINEでやり取りする必要もないと思います。

 

オンラインゲームで一緒によく遊ぶ人とかでもいいですし、

年に1、2回しか会わないけれど、会ったら昔のようにたくさん話せるというように、

何かしらつながりを感じられれば良いのではないかと思います。

 

余談ですが、一時期毎日のように遊んでいた人ほど、

その時期を過ぎると一気に疎遠になって、

そこそこの距離感 の人の方が続く現象って皆さんありますかね?

 

友達と衣食住が保たれていればハッピーじゃない?

ちょっととっ散らかってしまいましたが、

「将来のことを考えて悲観するよりも、

 死なない状態さえ作ってしまえば良いのではないか」

「友達がいて一緒に酒飲めればあとは、贅沢はいらないかも」

というのが今回私が考えたことです。

 

某ブログではないですが、

東京で消耗し続けて、死にたくなったとしても、

地方に行けばなんとか生きていけるんじゃないの?

という考え方です。

 

「お金がなければ食べ物を買えない」

→若いうちに農作物植えられるような土地を買っておく

→狩猟免許を得る

 

「家はどうするんだ」

→人が減っているエリアなら安く買える

 

「何着て生きるんだ」

→GUで結構いい服買えるよ

 

「友達と会えない」

→オンライン飲みでも割と行けそう。

もちろんオフライン飲みもしたいけれど。

 

今の時代どこに住んでいたとしても、

 Amazonでなんでも持ってきてもらえますからね。

 

私の母の故郷である秋田県で一軒家探したら、

350万円の家とか見つかりましたw

 

オンラインで手取り月20万円稼げる仕事をしたとして、

・月8万を返済(3年半くらいで完済w)

・食費4万円(多分多いくらいです)

・被服費5000円(ネットで買う)

・髪のカット:0円(バリカン)

・光熱費4000円

・水道代6000円

・通信費8000円(自宅ネット+格安スマホ)

シメて14万3000円。

これでも月5万近く余るのに、

家の金額払い終わったら毎月12万近く残りますねw

 

こんな生活をするとしたら(退屈するかもしれせんが)、

全然お金かからずに生きていけそうですよね?

 

そう考えたら少し気が楽になってきませんか?笑 

 

不安というのは、冒頭にも書いたとおり、

「将来が見通せないこと」からくるものです。

 

なので、「最悪の場合の逃げ道プラン」を考え、

少しでも自分の人生のハードルを下げましょう。

 

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